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ドライブ好き必見!愛知県の絶景「四谷千枚田」は癒やしと冒険が詰まった穴場だった

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最近、ガソリン価格が高騰してませんか?

僕も大好きなドライブに行きたいけど、遠出はちょっと…と尻込みしてしまう今日この頃です。


スノーボードもシーズンオフだし、何か手軽にリフレッシュできる場所はないかなぁ、と考えている人もいるかもしれませんね。

そんなあなたに、朗報です。遠方まで足を伸ばさなくても、愛知県内でまるで熊野地方のような壮大な棚田の風景を楽しめる場所があるんです。

今回は、新城市の山奥にひっそりとたたずむ「四谷千枚田」へ、日帰りプチトリップに出かけてきました。

愛知の秘境!「四谷千枚田」ってどんなところ?

「熊野地方」と聞くと、熊野三山や熊野古道、そして美しい棚田で有名な丸山千枚田を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

あの壮大な景色、一度は見てみたいですよね。

でも、ちょっと遠い…。そこでGoogleマップを駆使して「愛知県内に千枚田はないか?」と探してみたところ、見つけたのがこの四谷千枚田でした。

四谷千枚田は、新城市にある鞍掛山(標高883m)の南西斜面に位置しています。

標高220m付近から420m付近まで、なんと標高差200mにわたって石積みの棚田が広がる、まさに絶景。

そして、この千枚田を潤す水は、鞍掛山の中腹から毎秒7リットルもの水がこんこんと湧き出る天然の湧き水なんです。

大雨でも濁らず、生活排水も混じらない清らかな水が、三筋の沢となって棚田を潤していると聞いて、もう感動しかありませんでした。

無計画でも大丈夫?いざ「四谷千枚田」へ

 

僕は、有給休暇を取った梅雨の晴れ間に、何の準備もなしに急遽四谷千枚田へ向かうことにしました。名古屋市内から車で約2時間半。

初めての棚田に期待を膨らませながら、いざ出発です。

予想外の道のり、そして感動の棚田風景約2時間半のドライブを経て、四谷千枚田の最下部に近い駐車場に到着。

道中は気持ちの良いドライブロードもあれば、すれ違いが困難な道もあって、ちょっとしたアドベンチャー気分も味わえました。

車を降りて、道路を渡るとすぐに四谷千枚田の入り口です。

入り口からしばらくすると紫陽花が青々と咲いていて、まるで出迎えてくれているようでした。

棚田の中を歩き始めると、稲が植えられていない場所もちらほら見えましたが、地元の小学生が植えたという田んぼは、とてもみずみずしくて親しみがわきました。

水路には勢いよく湧き水が流れ、その清らかさに思わず見とれてしまいます。都会の喧騒を忘れさせてくれる、清々しい空気感に包まれました。

身体は悲鳴、でも心はリフレッシュ

 

見た目以上に傾斜が急な道を進むうちに、なかなか前に進んでいないことに気づきます。

加えて、この日の暑さでスマホが熱くなり、まさかのカメラ機能停止!。

しばらくはスマホなしで、ただただ目の前の景色を眺めて歩きました。

棚田内の道には、時折「リフレッシュ出来たんか?」と書かれた標識が。

心はどんどんリフレッシュされていくのに、体はすでに悲鳴を上げ始めていました(笑)。

途中、すれ違う観光客の方と挨拶を交わしながら、小さな展望台に到着。

ここでしばし休憩し、スマホの復活を待ちます。

スマホが回復し、小さな展望台から見下ろす景色は、すでに普段の日常とかけ離れた雄大さ! もうこれだけで大満足でした。

持ち物準備の大切さを痛感

 

「もう少しで中間部だ」と自分を奮い立たせ、歩き続けました。

中間部にも駐車場があったのですが、ここで喉の渇きに気づきます。

途中で飲み物を買おうと思っていたのに、ドライブが楽しくて、結局一番下の駐車場まで来てしまったんです。

普段、あまり喉が渇かないタイプなので「自分は暑さに強い」という変な自負があったのですが、水分補給の大切さを身をもって痛感しました。

まさかの行き止まり、そして地元の方との出会い

 

四谷千枚田を鞍掛山頂上に向かって左側に、趣のある小屋を発見。

そこにはビオトープもあり、アヤメが鮮やかな紫色で咲いていて、心を奪われました。

手入れされていない自然なビオトープには、メダカやおたまじゃくしが元気に泳いでいて、時間の流れがゆっくりになったような気がしました。

ビオトープを過ぎてさらに展望台を目指しましたが、途中でまさかの柵が。

これ以上は登れないようです。諦めて引き返していると、地元の女性と出会い、中間部の駐車場下にある県道から展望台に行ける道を教えてもらいました。

なんでも、そこから見る景色は「別世界」だとか。これは行くしかない!

まさに別世界!「四谷千枚田展望台」からの絶景

 

教えてもらった通り県道を進むと、完全に山の中へ。しばらく歩くと、「四谷千枚田展望台まで所要時間20分」の看板が。

まだまだ先は長いなぁ、と感じながらもひたすら歩き続けます。

そして「ようこそ!千枚田へ」の看板に到着。

展望台までの道からも棚田を眺めることができ、風情を感じます。

砂防ダムから流れる水の冷たさが、疲れた体に染みわたり、癒されるのを感じました。

そしてついに、四谷千枚田展望台に到着。

そこには、地元の女性が言っていた通りの「別世界」が広がっていました。

見事な千枚田が一望でき、その壮大なスケールに感動。

棚田と山々の織りなす風景は、まさに圧巻の一言です。ここでも紫陽花が迎えてくれ、秋には紅葉も楽しめそうです。

展望台にはトイレもあるので、安心してゆっくり景色を堪能できますよ。

日帰りプチトリップの学びとこれから

美しい景色の中を歩き、異次元の体験ができた四谷千枚田。

展望台に着いた達成感からか、喉の渇きもどこへやら、体もなんだか楽になりました。


帰り道には害獣被害防止のためのストロボ電柵器があり、野生動物の存在を感じさせられました。

無事に帰宅し、今回の旅でいくつかの学びがありました。

今回の旅で学んだこと

・水分・冷却グッズは必須:熱中症予防のため、お茶やスポーツドリンク、ハンディーファン、保冷剤は絶対に持っていくべきです。

・虫よけスプレーも忘れずに:自然の中なので、虫対策は怠らないようにしましょう。

・動きやすい服装と靴で:棚田内の道は傾斜が急な場所もあるので、歩きやすい服装とスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。

・日頃から運動をしておく:僕は筋肉痛になりました…(笑)。適度な運動で体力をつけておくと、より快適に楽しめます。

・音に注意:害獣被害防止のため、時々爆発音が鳴ることがあります。心臓の弱い方はご注意ください。

おわりに:心と体が満たされる「四谷千枚田」

四谷千枚田は、棚田のあぜ道を歩くと、のどかで優しい雰囲気に包まれます。

勢いよく流れる豊かな湧き水と、棚田のみずみずしさが相まって、心が洗われるような清々しい気分になれます。

そして、四谷千枚田展望台から見下ろす棚田と山々の風景は、まさに壮大で忘れられない体験となるでしょう。

季節ごとに違う表情を見せてくれるようなので、僕は次は紅葉の美しい秋に再訪しようと思っています。

今回の四谷千枚田での経験を活かして、いつかは丸山千枚田にも挑戦してみたいですね。

ガソリン代を気にせず、手軽に非日常を味わいたいあなたもぜひ、愛知県新城市の四谷千枚田へ足を運んでみてください。

きっと、心と体に活力をチャージできますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


次回のブログも楽しみにしてくださいね。